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前門の狼

総毛立つほど緊張を強いられる時期をようやく通り抜け
すこーし平常に近づいてきました。

ちょっとほっとして
昨晩はぐっすり眠りました。

まだプチのお宝、手つかずなので
これからゆーっくり…と夢想してるだけでも楽しい。

5月3日のスパコミ(黄昏博物館さんと合同サークル)あわせに
久しぶりに薄い書下ろしでも…と(気持ちだけはある)。
印刷所さんの方で確認してみたら
早期割引は3月末とか4月上旬とか――。

表紙絵も中身の構想も何もないのでこれは無茶。
早期は諦めて通常でよろしい
「参加することに意義がある」路線でのほほんとスケジュール組みます。



ところで、よく
「歌をつくるときは歌詞が先? メロディが先?」みたいにありますけど
創作に関しては、みなさんそれぞれにお作法がありますよね。

SSなら「ストーリーが先? シーン先行?」とか
お絵かきなら「眼から描く? 輪郭線から描く?」とか
紙媒体の本だと「表紙が先? 中味が先?」とか…


某サークルさんは絵師様と書き手様が別で、
この間は表紙が先だったみたいなので
すごく新鮮な気持ちで制作の気配を肌で感じて(直接見てたわけでもないけど、それがまたチラリズムで…)楽しませていただいたりしました。

(さりげなく絵師様募集。← )

さて
ちなみに、私のSSの場合は
ストーリーのアウトラインが大まかに浮かんでから書く時もあるし
ある一シーンが先の時もあるし
先に筋書きを仕上げて後から肉づけ(修飾やシーンや会話の挿入)するときもあるし
時には行き当たりばったりで書いてるときもあれば
かなりガッチガチに先が見えてて出力に専念する時もあります。
――こうしてみると、その場その場でのノリみたいです。


お絵かきは
頬からあごにかけての輪郭、(目、眉、鼻*)、口、前髪、耳、髪の毛…の順? *の辺りは絵によって順不同だったり…じゃないかなあ、です。あれ、でも。アンパンマンの場合は、
顔の輪郭、鼻、ほっぺの輪郭、口、目、眉…だわ?!

…まあ大概どうでもよいです。

みなさんは、お絵かきするとき
どんな順番で描きますか?


そうそう。
数名の方からお尋ねがありました
カボチャの話。
そのうち書きますね。
あれは最後まで書きたいです。

お話のアウトラインは頭の中のどっか隅っこに居たので、完結を私も見たい。
ただ、それをいぶり出して狩るためには
カボチャの妄想で頭を一杯いっぱい、ヒタヒタまで満たしてやらないといけません。
また時が来たら、もう一回、最初っから読み直してきます←


まだしばらく調子でないかもしれませんけど
筆を持つリハビリ期間で
ときどき書くように頑張ります(笑



【陛下の気分ねつ造】【微糖】【ネタバレ注意※】
2015年LaLa5月号 第69話のネタバを含みますので
コミックス派の方はご注意下さい。

* * * * * * * *
前門の狼
* * * * * * * *

壁についた手に匿われ
黎翔の身体と壁の間に彼女は居た。

趙弼『評史』に曰く「前門の虎後門の狼」のごとき様相を呈し
夕鈴は壁に背後の退路を断たれ、長身の狼王に前門を塞がれていた。

上空から端正な王の顔が覆いかぶさる。
狭い過密な空間は圧縮したように熱気が高まるばかり。

黎翔は彼女の見開いた瞳を覗きこみ
うっとりと笑いを浮かべた。

紡がれるのは甘い甘い言葉。
耳元でささやかれ、夕鈴はクラクラとパニックに陥った。

「陛下っ! お仕事途中でしょ?
早くお戻りください!」

必至で追い詰められた兎は、狼の身体を押し戻す。

「これほど君と離れがたいと思っているのに…」
切ない声を聴けば、グラグラと理性を揺すぶられるばかり。

「――君は私と同じようには思ってくれていないのか?」

そんなわけ…
そんなわけ、ないでしょ!?

でも
立場とか対面とか
お仕事とかちゃんと果たしてこその――

真面目な彼女にすれば、
プライベートと仕事はきっちり切り離したい事柄。

ところが王様ときたら
生活のすべてが王様で
どこからが仕事でどこからがプライベートなのか
彼にそんな選択肢はなかった。

だから彼は
妃を愛することだってきっちりと『お仕事』なのだ。

だが、愛しい妃が一杯いっぱいで困惑するその様子を十分楽しめば
まだまだ引いて、そんな時をいとおしみたいという気にもなる。


ようやく手に入れた臨界的な存在…彼女は自分にとって特別な存在だから

身体的に生じる原始的な欲などで
せっかく彼女がみせてくれる、私への愛情表現の…これら連続的なプロセスを一つ一つ楽しむチャンスを失いたくもない。


そう思いながらも一方で

私への嘘偽りない愛を
晴れて口にできることに戸惑い恥じらう君が可愛らしすぎて
ついつい我慢の限界も超えてしまう時だってある。

君を捕まえて
口づける。

「…これくらいは許してくれ」

真っ赤になって君は呆然と私を見つめる。

うん。

頑張って、行ってくる。

君が居るから、頑張れる。

行ってくる
愛しの君、君が待っていてくれるから。

笑って後にする。


* * * *


その日の李順の説教は長くて
あれは、実にめんどくさかった。

結局その後たいした時間は残されていなかった。

私は彼女を抱きしめようとして
断られ
また仕事へと送り出されそうになって、少し慌てた。

「…ダメなの?」
と聞くと

「きゅ、急にそんなされても
ふわっふわで
私。心の準備ができないから
どうしたらいいのか…」

「へ?」

「だから。急にチュッとか――」

「僕がチュってしたら、嫌?」

夕鈴は慌ててブンブンと首を振った
「い、嫌じゃ――」

「じゃ、してもいい?」

「あっ、あのっ…!!」

彼女がしがみつくので、
抱きしめた。

そうしたら、あわあわと
真っ赤になった彼女は私の胸を押し返した。

「そ、その…っ!
ごめんなさいっ!
急に抱きついて――」

バクバクと心臓を高鳴らせる彼女が可愛すぎて
ぎゅうぎゅう抱きしめた。

「陛下…
私、陛下が好きすぎて
幸せすぎて
どうしたらいいか、分かりません!」

泣きそうになって彼女がこぼすから
私は涙が出そうなくらい笑った。

「夕鈴。
それって
ぎゅむーってするのと
チュってするの
どっちが先がいい?って
相談されてるってこと?」



やりすぎないけど

それはそれ。
これはこれ。


*

白い影

ご無沙汰しております。
本誌で浮かれてゴロゴロのたうち回っております。


そんなうきうき萌え萌えな時に
地味ーなお話
つまんないとおもいますが
よろしければ。


若干のネタバレ含むので
ご注意下さい。

---
<ささやかな業務連絡>
現パラWORLDの告知サイトは
お役目を果たしましたので閉じました。
ありがとうございました。
---



【陛下の過去ねつ造】【ネタバレ注意※】
コミックス派の方はご注意下さい。

* * * * * * * *
白い影
* * * * * * * *

たぶん
私が成人するまで生きる確率は
極めて低かった。

私は私の命について
さほど気にも留めてなかった。

それでも生き延びたのは
単に運が良かったのか
それとも
何かの意志で生かされたのか、
…それは分からない。

ただ言えるのは
私は生き残った。
そして、
王位を継いだ。

* * * * * * * *

宴会の席に彼女を出すのは気が進まない。

「…。夕鈴」

「はい?」

彼女の手にあった杯を、私は手で蓋した。
つとめて優しい声を出す。
「そろそろ、戻ろう」

「――えっ!? 陛下。今、席についたばかりですよ!?」

せっかく何時間もかけて、おしゃれしたのに…。
彼女はブツブツと不満げに小さくつぶやいた。

そう。
彼女は人目を引いて
とても美しかった。

白い肩も、細いうなじも。
男の私が本気を出せば、いともたやすく縊(くび)れるほどに
華奢だった。

彼女の手の中にあった杯をさりげなく取り上げ、卓上に置き去る。
「そのように艶やかな姿は、私にだけ見せれば良い」
そういって私は彼女を抱き上げれば
夕鈴は私にだけ聞こえるような声で
んもー、んもーと小さく唸った。

背中にあてた手を回し込み、抱きしめる。

彼女はいつも暖かい
生身のぬくもりに
私は安堵する。

さっき、酒杯に仕込まれていたもの。

――私にとってはたいした毒ではない。

しかし、毒に対する耐性をさほど持たぬ彼女であれば
少量であっても害をなしたことだろう。

どんな場所であれ
彼女の口に入れるものすべてに事前の毒見は命じている。

しかし、どんなに頑強な体制を編もうと
どこかをすり抜けて彼女の元にまで至る悪意はたしかに存在する。


彼女はまったく気が付かず、
酒宴での私の義務について真面目に全うすべきだとか
着飾るために費やされた侍女らの労力や膨大な時間をあげ
「きちんと私にもお仕事させてください!」と
足をバタバタして私をなじる。

私は一顧だにせず、笑いながら彼女を抱いたまま酒席を離れた。

「へいかの分からず屋!」

ふくれっ面した妃がジトリと私をにらみつける。

そんな顔されるのは心外だ。


…だけど
私は、嫌われたっていい。

ほとほとと脈打つ彼女に触れ
わたしはホッとしている。

彼女が生きていることに感謝した。


* * * * * * * *

幼い頃の記憶は薄らボンヤリとしている。

あれはまだたぶん、後宮にいるときだ。

私は、寝ていた。

なぜ寝ていたのか、前後の記憶があいまいだが
幼い自分は特に気にも留めていなかったように思う。

見ていた天井の文様や、
薄暗い後宮の部屋の一角の情景だけが断片的に思いだされる。

当時の自分にはよく分かってはいなかった。

今思えば、おそらくあれは
解毒後の体のだるさだったと解る。


母は表情の消えた
紙のように白い顔をしていた。

黒い瞳は濡れているように見えた。

私はだるくて仕方がなかったが
手を差し出して母の頬に触れた。

母の瞳からは新たな涙がこぼれ、私の指を濡らした。

「ごめんなさい、黎翔…」
絞り出すような声。

私は何の事だかわからなかったが
母がそのように悲しむのなら
悪いのは自分だと思った。

* * * * * * * *

旅をした。

生まれて初めて経験する長旅は
見るもの聞くもの、周りのすべてが新しく
刺激的だった。

終着点の北の辺境は、遅い春を迎え
あたり一面、白い花が咲いていた。

馬車から降りた私は、はしゃぎまくって
あたりを駆け回った。

振りかえると
母が遠い眼で私を見つめていた。

「黎翔。気にいった?」

「…うん!」

旅ではしゃぎまくり、高揚していた私は
ハッと冷水を浴びせられたかのように感じた。

母の顔は
白い花びらとおなじくらいに白くて儚なかった。

後宮では、さまざまな宝石や豪華な衣裳で着飾った母の姿を見ることが多かったが
今はもう仰々しい衣裳は身に着けていなかった。

白っぽい打掛をかつぎ、風に吹かれた母は華奢で、
今にも消えてなくなりそうだった。

私は急いで母の元に駆け寄って
その体に必死で抱き付いた。

「…ここはどこ?」

「ここ? 
ここは、これからお母様とあなたの二人が暮らす場所よ」

「ふうん…」

見まわすと殺風景などこまでも荒涼と広がる台地に
白い花が咲いていた。

「いままでと違って、不便するとは思うけれど」

不便というのはどういうことか
幼い私には分からなかったけれど
今までもほったらかしで育った私にすれば
何が便利で何が不便かなどにはおおよそ頓着もなかった。

「お母様と、二人…だけ?」

「そう。二人で暮らすの」

「…そうね。
あと何人かは人も雇ってるけど。
二人で暮らすのよ」
「ふうん」
うふふ…と子供だった私は笑ったと思う。

後宮の息苦しい雰囲気にくらべれば
ここは別天地だ。

嬉しくなった私は母の両手をつないで
ぐるぐると回った。

母は急に手をとられせいか、
ふらついた。


大人の母が
私に引っ張られただけで、風に吹かれた花びらのように揺れた

母があまりにも軽いことに
私は驚いた。


私は急に怖くなった。

「――お母様、どこにもいかないで」

「黎翔?」

母は寂しげに微笑んだ。

「ずっと一緒だよね?
どこにもいかないで」

「……」
母は私を抱きしめてくれたけれど
私の願いに対する約束を口にすることはなかった。

「ここにいれば、安全」
「? あん、ぜん?」
「そう」
「黎翔のためなの」
「…ぼくの?」

「あなたのために、ここにきたのよ」


そうして、私たちは北の地で暮らし始めた。

けれども寒い土地での暮らしに
母はすぐになじむことはなかった。

早春はせかされるように過ぎ
短い夏に、足早に立ち去る秋。

北の辺境の一年間のほとんどは
長い冬に支配され何もかも凍える寒さで覆われていた。

母は体を壊し、
寝台の上で根雪のように横たわっていることが増えた。

白い花びらのように薄く軽く、小さく。
この地での暮らしは、母の命を削っていくばかりだった。

わたしのために、
母と私はこの北の地にいる


母には悪いけれども

私が生きているから
母を苦しめていると自分には思えて仕方がなかった。


そんな北の僻地にはほとんど人は立ち寄ることもなかったが
年頃になると荷文応という賢者とさまざまな武の師、そして李順という年上の子供が
遣わされた。

私は、強くなりたかった。

白く、軽くなる母を
この世にずっと、とどめるためにも
私は強くなりたかった。


李順は文に長け、武の方面では私の相手にはならなかったが、
武芸に熱中する私にあまりよい顔をしなかった。

小さな擦り傷でも
「あなたには尊い血が流れているのですから
もっと御身をお大事に」と口うるさかった。

そんなことを言うのは李順くらいのものだったし
母はいよいよ小さく病弱になるばかりで
人が言う「尊い」父の血がこの身に流れていることに
あまり良い思い入れものなかったからだろう。

母の命以上に

自分が
生きるとか
死ぬとか

私にとって
そんな大事なことではないと思っていた。


強くなって、母を守る
それしかできないと思っていた。


自分の命など
母の代わりにいつでも差し出せると
私はずっと思っていたのに

ある年、ことのほか厳しい冬の終わり
母はあっさりと逝ってしまった。


* * * * * * * *

あんなにも母を苦しめた王宮。

そこに今私は住んでいる。




*

[お知らせ]お取り寄せ

恐縮ですが
一部の方への事務連絡です。

「てすさびの 総集編」

とらさんにて
取り寄せ販売始まりました。

3/21 ~ 3/31締め切り です。

http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/17/65/040030176561.html

宜しければ






取り急ぎ、お知らせまで



*

SS あわせ鏡の向こう側。

昨日は悩乱して興奮のままいろいろ書いてしまったけど
こっ恥かしかったので下げました(笑


そんなこんなで元気です。

ひさしぶりに、管理画面に入ると
パスワードを聞かれるのが新鮮。←






【陛下独白】 ストーリーも何もない他愛もないのをおひとつ。

※ほんのりネタバレ?なのか、そうでもないのか?
とりあえずコミックス派の方はご注意ください。



* * * * * * * * * * * * * * * * *
SS あわせ鏡の向こう側。
* * * * * * * * * * * * * * * * *



夕鈴。
君は自由だ。

夕鈴。
君は不思議だ。

夕鈴、
ぼくをいつも驚かせる。


檻の中に縛り付けたい訳じゃないから
ぼくは君を手放した。

あんなに切羽詰まって
あんなに苦しい思いをして…

…なのに
君はぼくの気持なんかお構いなしだ。


君はいつもぼくの想定外なところから降って湧いて
まるで、君の方から突進してきたように見えた。


『狼陛下は、嫌われ者』

『王宮は、牢獄』



馬鹿だ。

なぜ君は
あえてそんなところに舞い戻る?



「陛下と一緒にいたい!」

夕鈴、
君はいつもぼくを驚かせる。

縛る、なにもかも
いつもやすやすと突破して

ぼくの苦労なんかお構いなしに

君は
いつもまっすぐで
いつも真剣で

君の言葉は
あっけないほど簡単に
ぼくの心の檻を壊す。


…なんだか
すごい、破壊力だ

君の言葉。

君の行動力。

君の持つ生命力のすべて。

闇を払い、壁を打ち砕く
太くて逞しいエネルギーに満ちていて


あれほど頭を悩ませたあれやこれやなんて
あっけにとられるほど、
大したことではなくなってしまったじゃないか!


強くて真っ直ぐな光に照らされて
ぼくははじめて、見えたものがある。


「陛下のお役にたちたいんです!」

君の真っ直ぐな眼差しがあるから
ぼくは救われる。

ぼくは決意する。
ぼくの手で、君を守る。


でもそれは
――”囚われて、可愛そう”だとか
そんなんじゃなかったんだ。


囚われていたのは
君ではなくて
ぼくの方だったんだね。


君の目と
ぼくの目

映すのは景色じゃなくて、光だ。

君は私の心に光を投げる。



夕鈴。
君は何にも縛られない
自由なひと。


ぼくは君を見つめ
君はぼくを見つめる。


あわせ鏡のようにそこに居て
映しあい結ぶ像のその先が見てみたい。

泣いても、笑っても

ぼくの光は君に。

君の光は、ぼくに。

ずっと、共に。



(おしまい)


*

プチ御礼

プチ御礼
今日はありがとうございました

スペースに足をお運び戴いた方ありがとうございます。
テンパっていて充分なおもてなしもできず、本当に申し訳ありませんでした

心のこもった差し入れ、メッセージ、ほんとにほんとに嬉しかったです。
東京まで来てよかったです。

パラレル・アンソロジーに携わることができたのも
快くご寄稿下さった作家さんのおかげです。
素敵な方々ばかりで、私本当に感激しています。

今回、スペースでは黄昏の皆様はじめあちらもこちらもお世話になりました。足を向けて眠れません。(あのかたにもこの方にもお世話になって、これから私寝るときは直立不動で弁慶の立往生になりそうです)

不甲斐ない私を (´;ω;`)ウッ …ありがとうございました。

ご一緒できてとっても楽しかったです(´ω`*)

なんといっても
プチオンリーを開催してくださった実行部さんのおかげで、
このような機会がなければ、実現しなかったことが
沢山ありました。

こうして、ご縁がありお会いできて、本当に嬉しかったです。

A子様、素敵絵をありがとうございました♪
大切にいたします♪



楽しかった…
はあ。
楽屋裏は本当に綱渡りでした。

個人的にギリギリまでいろいろありまして
思うように準備もできず、
スペースの方も不手際が多くすみませんでした。

まずはお詫びと御礼まで。







<お詫び>
・目が悪くてすみません。
・花粉症で薬漬けしてたんですけど喉が腫れて耳がぼわーんとしてて、何度も聴きなおしたり空耳で頓珍漢なこと言ってたらすみませんでした。
・売り子下手で、いろいろ不手際があってすみませんでした。


<だらだら書いてすみません>

おかげさまでなんとか生還できました。

でも、ほんとに今回強行軍でした。
(このスケジュールはもうやりたくない。体に悪いです)

どんな強行軍っぷりかと申しますと
・前がオシてたせいで前泊できず夜中移動
・東京に着いたのが早朝すぎて、
 まだお店が空いてなくて
 時の流れに身を任せ~そのまま会場に着いちゃった~
 結局、朝ごはん食べそびれた。
・ついでに昼ごはんも食べそびれちゃった
 備蓄カロリーメイト1本で命を繋ぐ。
・トイレ結局朝7時いったきり
 夕方5時頃まで行けなかった。 ←これは身体に悪そうですね(笑
・スマホの電源って一日持たないんですね。 ←学べ

<おぼえがき>
・健康のために、もう少し要領よくトイレに行こうと思いました。
・スマホの充電器っているんだなと思いました。(帰りの電車ググるために持って行ったのに。沈黙して役に立たず)



…ツマラナイ日記、失礼しました。


<これから…?>

最近、超多忙でブログもお休み気味ですみません。
アルプス山脈みたいに高峰がゴンゴンゴーンと次から次へと続くモードは3月で前半でひと段落
小さい峰はまだまだチョコチョコありますけど
来月のりこえたら少し楽に…(希望的観測)

イベントの方は
次回、5月3日に
黄昏さんのご厚意で合同サークルの形でまた出させて頂けることになっております。

(その日は多分東京には行けないんですが)

今回の新刊「秘密の苑・刺青の男」は、残部わずかで
とらさんの方も残部そんなには多くないし
次回の5月、並べられるかはちょっと微妙…と考え

今より少しスケジュールも落ち着くと思うので
参加を励みに
今度は書下ろし(薄くても)新刊を書けたらいいなぁ…と思ったり。

何か書こうかしら…? な段階です

(まだまだほんとに未定ですから期待しないでくださいね)

「ご希望は、フリーダイヤル0120××××××」 ←?



<さいごに>
本当に楽しかったです。
ありがとうございました。


*


まにあいました

ギリギリ終わらせました
東へ向かいます

おまけの
A6サイズのミニミニ4ページSSを載せたペーパー
なんとかまにあいました。

100部、コピー完了
後は移動中に折り折りします

テンション上げたい
でも、眠い。(笑

みなさま、どうかごきげんよう
また明日。

プチのお知らせ

「今週末は、東のほうが賑わうでしょう」

…S宰相のドヨドヨ…でなくって
とっても明るい予言

いよいよ
プチオンリー「白陽国の休日」さんの大きな大きなお祭りですね

支部にお品書きあげております。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=49184763

パラレルアンソロの詳細は
「現パラWORLD」告知サイトにございます^^

ちょっとでも
この目の前にそびえたつ仕事の山崩さないと
現地に行けないのよ――!!!(涙;

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

*

(お知らせ)秘密の苑・刺青の男 総集編

…お知らせだけ、すみません。

春コミあわせの新刊出します~

≪新刊情報≫

■織座舎 秘密の苑・刺青の男 総集編
■パラレルアンソロジー 現パラWORLD
━━━━━━
■参加イベント
3/15春コミ 東2ホール ネ24a(黄昏博物館&織座舎)

━━━━━━

※イベントで織座舎の新刊をお求めいただいた方に、プレゼント。
(委託本は、織座舎ノベルティの対象外です)

2015春コミ織座舎ノベルティ

■ポストカード
 片面ホログラム加工ポストカードを新刊1冊につき1枚、どうぞ…(´ω`*)
 A:アンソロジー
 B:秘密の苑

 (数に限りがありますので、配布終了した場合はご容赦下さい)

■ペーパー(予定?薄氷を踏む思いで表明)
 お配りできればいいなぁ…と思っております。
 予定はしておりますが、万が一オトしたときはすみませんm(_ _)m





秘密の苑・刺青の男 総集編-L

━━━━━━
■秘密の苑・刺青の男 総集編
---
概要]新書判 210頁 オンデマンド印 フルカラー表紙+ジャケット付
[イベント頒布価格]1200円
とらさん委託・予約受付中2015-02-26 情報更新
[内容]ブログ日記で綴った陛下がプロポーズを重ねては断られる一連の秘密の恋人シリーズ「秘密の苑」。王道(原作沿いパラレル)、オリキャラ登場有、小説本で中身はぎっしり文字ばっかです。
[収録作品ほか情報] タイトルロール、宣教師、豊穣の恵みを、手風琴の調べ、刺青の男、後日譚。表ブログ非公開分も含め関連作品を網羅し、大幅加筆修正を加えた総集編です。(※続・刺青の男 は含みません)

Pixiv に見本出てます。




現パラワールド(狼陛下の花嫁パラレルアンソロジー)M
とらさんで予約受付中です

━━━━━━
■パラレルアンソロジー 現パラWORLD
(プチオンリー「白陽国の休日」あわせ)
---
総勢17名によるパラレルアンソロジー。[全年齢向け]
小説、イラストなど、いろいろなシチュで陛下×夕鈴ぎっしりです。
A5版 130頁 カラー表紙(箔押し)、本文白黒
イベント頒布価格:800円
 ※記念アンソロなので、感謝価格です。
とらさん委託・予約受付中




[日記]生存確認

おひさしぶりです

何もかもが今一斉に押し寄せてきてます
引きこもり状態で音信もなく
ご心配かけておりましたら申し訳ありません

第68話は完全保存版ですね…(涙

春立ちぬ

昨日に引き続き。
サーブ、いきまーす!


【微糖】【春の予感】――予感だけ? だけ。(コックリ)
【67話原作沿いパラレル※】ネタバレを含むかというとそうでもありませんが、念のためコミックス派の方はご注意ください。


* * * * * *
春立ちぬ
* * * * * *

「ゆーりん、あのね――」
こんなお顔をされるときの小犬陛下は見捨てられない。
キュンとときめいてしまう。

「――ぼく。お願いがあるんだけど」

いつのまにかさりげなくすり寄ってこられれば
つい間合いを失って、手をとられることを易々と許してしまう。

「…また、寒いんですか?」

繋がれた手を握り返す。

形の良い爪ににあわない固い皮膚。
ごつごつした陛下の手は、刀を振るう男の人のそれで、
ちょっぴり冷たい感触に、いそいで私のぬくもりを移そうと両手で包み、吐息をかけて暖める。

「…うん」
ひとしきり、私が彼の手を暖めるしぐさを
ジッと見つめながら嬉しそうに小犬はされるがままになっていた。


ふっと見上げると、ばっちりと絡んだその視線が
あんまり甘くて。

…思わず居た堪れないきもちになって、手を離した。

ちょっと困ったように眉をさげ、
今度は陛下は『おいでおいで』とばかりに私に向けて両手を広げて誘う。
「まだ寒い」
「…わたし、もうバイト妃じゃないんですよ」
「うん?」
「仲良し夫婦演技する必要なんて、ないんですよ」
「うーん…」
ちょっと強引に陛下は私を懐に招きよせ、ニコニコと笑って見せた。
私がそっと手を差し出すと、躊躇することなく彼はぎゅっと私を抱きしめる。

「…こうしてると、あったかいね」

陛下はとっても満足そうに、もう一度、私を強く抱きしめなおした。

「…ほんとに、いいんですか?」
「うん!…ゆーりんも、あったかいでしょ?」

あったかい、というより
恥ずかしくて顔が熱い。

冷酷非情の狼陛下。
でも実は子犬のような一面をもつことを
周囲にしられないために雇われた、私はバイト妃だった。

今はそのバイトも解雇され一介の下町娘の私は
元気でやりくり上手といういうこと以外、特に美人というわけでも、秀でた才能があるわけでもない。

それが
こんなふうに、また陛下いられるなんて
まるで夢みたいだった。

バイトを解雇され、私が傍に居られる理由もなくなった。
遠く旅も、した。

忘れることなんてできなかった。

ずっと、会いたかったヒト。

私なんかには、手の届かない…。


だから
もう一度だけ会って
『好き』って言って、
見事玉砕するのが
私のささやかな、たった一つの希望だった。


「ほんとに、こんなふうにしてて
いいんですか?」

「…許しが、いるの?」

彼はきょとんと眼を丸くする。

「だって、陛下は王様ですよ?
私はもう妃バイトでもなんでもない、
ただの…」
必死に言いかけたけど、
突然陛下がギュッと息がとまるほど強く抱きしめるから
思わず私は「グエッ」とカエルがつぶれたような声を喉から絞り出してしまった。

「へ、か! 苦しっ…」

「…ごめんごめん」
こっちは苦しいっていってるのにっ!
陛下は悪びれもせずアハハ、と笑うばかり。

突然ちょっと真面目な顔になって、私に問う。

「ぼくが寒くて、ゆーりんにあっためてもらうのに
許しなんているの?」

あんまり当たり前のように云うものだから
なんだか、私の方が逆に悪いことをしているような気にもなるじゃない。

「そうは参りません。
立場をわきまえないのは、許されないことです!」

正当な理由がないのに
陛下のお傍にいるわけには――

「…じゃあ。
ぼくのお願い、一つ聞いてくれる?」

ぜんぜん、陛下は私の言うことを聞いてくれない。
それどころか、会話がぜんぜんかみ合っていないように思えて
ちょっとムッとしてしまう。

なのに
私を覗き込む瞳はキラキラ輝いていて
楽しそうな彼はいたずらっ子みたいな表情をする

そのうえ、遠慮もなく私に無邪気にすり寄る。

(近い、近い、近いですっ!)

遠くから見ても怖いくらい立派だけど
近くの陛下は、
すっと通った鼻筋に、薄い唇
整った眉に、綺麗な紅い瞳を縁取る黑いまつ毛は長くて
女の私でも嫉妬してしまうほど、美人。

そんなお顔で、とろけるような笑顔を浮かべて
サラサラとした漆黒の髪が私の頬にふれるほど近づいて
低い声で囁くのだから――

私は言いたいことを言いだす隙さえなかった。

「あのね。夕鈴」
「はい」

「あの…」
「はい?」


「――えぇっと…」

急に陛下は挙動不審な様相を呈し、
視線を宙にうろうろと飛ばすから、
え、何か難しい事?と、ドキドキしてしまう。


「そんなに難しいことですか?
…だったら庶民のわたしになんか
ぜったい無理だとおもいます」

「っ! そうじゃなくて…」

「…じゃあ、どんな?」

国王陛下たってのお願いだなんて。
無理難題に違いない。
庶民の私になんか、かなえられそうな気がしない。

私はなんだか悲しくなってきて、気が重くなった。

「だから。その」

「はい…」
神妙に目を伏せた。



「その

あの。

お願いっていうのは
じゃなくて

その君さえ、良かったら…なんだけど。

君の正直な気持ちで構わないし

そう。
嫌なら
断ってもかまわないんだけど…

その。
つまり。
あの。
私の
――き さきに…なって
くれない?」

「きさき?」

彼はゴクンと息をのむともう一度
要点のみを言葉にした。

「わたしの妃になってくれる?」

「――あの。

つまり。



…また、バイト妃に戻れるって、ことですか?」


「そうじゃなくて!」
彼は苛々しながら叫んだ

ちがう?となると
「妃…バイト妃じゃない、妃?…って、妃です、か?
えーっと。その。バイトがとれた、妃?」

陛下は強引に私の両腕をつかんでゆすぶった。
「だから――お嫁さん、だってば!」

「バイト妃じゃない、お嫁さんのバイトって?
なんだか…難しそうですね。

…なんというか。
バイト妃レベルだって、極めるが難しかったのに…」

いったい、私は何をしたらいいんですか
お料理? もっときれいに着飾るの?
それとも…とブツブツ見当をつけていると


「――ああ、もう!!」

じれったそうに彼は叫んだ。

「だから。
わたしの、たった一人の妃、だって――」

もう!!と私の正面を見据えると

「ぼくのこと、嫌い?」と真剣な目で私を見つめた。


「きっ、嫌いなわけっ…

だって私。

陛下に好きって言って
玉砕するんだって――!? …っ!」


その日。


春の風が私を包んで、
遠くの空に、さらっていった。




*

SS 話しを、しよう。

お久しぶりです。
まさに立春、春めいた暖かい一日でした。皆様お元気でお過ごしでしょうか

SSというほどのものでもございませんが…。
つまらないものです。

【陛下の独白系】【リハビリ路線】
【67話の設定からのパラレル※】
※ほんのりネタバレを含みますので、コミックス派の方はご注意ください。

* * * * * * * * * *
SS 話しを、しよう。
* * * * * * * * * *

話しを、しよう。
君が許してくれるのなら。

…許してくれなかったらどうしよう?

私は、君の答えを知るのが怖い。




君と話さなきゃ、とおもって
もう何日が過ぎただろう。

何をしでかすか分からない君だから
捕まえた。

あの日、私にしがみ付いて泣きじゃくった君を
あんな思いをしてまで
手離したのは、自分だったくせに。

本当に、彼女は放っておけない――

――だから仕方がない。

突拍子もないことに平然と首を突っ込むのはしょっちゅうで
そうでなくても誰に陥れられ、危ういところへ追いやられるか分からない。

彼女はただ
まっすぐで
善良で
――何の力を持たない

ならばせめて私の目の届く安全なところで過ごさせなければ。

君を捕まえなければならないのも
私の傍に置かなければならないのも
ぜんぶ、君のせいだ


せっかく
こんな魔窟から離して
逃げ出すことができたはずなのに
――再びそんな悪夢の檻の虜にしなければならないのも。

君を捕まえて
私の傍に置くのも

君が悪いんだ、仕方がない。


私は、君に話をしなければならない

ここがどんなに恐ろしい場所なのか。
何の希望も
…一筋の光すら見出すことなどできない
地獄よりタチの悪い監獄なのか

そんなところで生まれて育ったわたしのことを

* * * * * * * * **

彼女の顔が見られない

もう十分落ち着いたと思っても
まだ時間が短かったんだろうか。

あれほどに長くて辛いと感じたのに
…まだ足りなかったのかと
今、ひどく後悔している。


話しを、しよう。

君が許してくれるのなら。

許してくれることでないと、知りながら
君をここに縛り付けたのは、私の罪

だけど

それもこれも、
ぜんぶ君のせいじゃないのか? 夕鈴。

* * * * * * * * **

このままでは話しにくいというから
念をおした
「そっちに行ってもいい?」と
極力やさしく…それは、自分の気持ちをなだめるためでもあるんだ。

今日はゆっくり話がしたい。
私のことも。
なにもかも。





「――寒いんですか?」と彼女が私を見上げた。
「え?…ああ、うん」
彼女の瞳に見つめられると、ホッとする。

ギュッと抱きしめる。
トクトクと鼓動が伝わって、あたたかいぬくもりと好い匂につつまれた。

「まだ、寒いですか?」
「うん――」
そう。
寒かったんだ。



ずっと孤独だった。
こんな場所だから――これからも一人でいいと
こんな思いをするのは私独りで十分だと、思っていた。

友も
愛も
血のつながった肉親の情愛すら
嘘と欺瞞と虚実に塗り固められ
利用され
傷つけあう道具に成り下がる。
…そんなものは、いつでも切り捨てられる対象だと
割り切っていたはずだった。

私の記憶の中に「あたたかい家庭」という概念はない
王族。血のつながりは平然と互いの命を狙う最も身近で性質の悪い因縁であり
常に細心の注意を払うべく用心の対象だ。


私の話しなんて
君は面白くもなんともないだろう

なのに、なぜ話す気になったのだろう


王宮は魔窟だ。

なのに、どうして君をまたここに連れ戻してしまったんだろう。


抱きしめた君から伝わるぬくもりが
私の言葉の背をおした

夕鈴
私は、君のぬくもりが、欲しかったんだ。


君はそのまま
私の長い長い、話を
静かに聞いてくれた。


君の表情は何一つ見えなかったけれど
小さい掌のぬくもりは
ずっと、私の背中にあって
小さく頷くたびに、優しくさすられるたびに
私の心は一つひとつ、軽くなっていった


長い長い、話を
私はつづけた。

私がどんな男なのか

君の目に入れなかったことを
耳に入れたくなかったことを
君を遠ざけた理由も

なにもかも洗いざらい話すのには

とてもとても長い時間がかかった

けれど
つかえていた心を
君のぬくもりが溶かしてくれたから

私はぜんぶ
素直に話すことができたと思う。


最後の言葉が消えて
もうどれほどの時間が流れたのか

「陛下」

小さな君の呼びかけに
此方の世界に引き戻されてはじめて
私はようやくすべての言葉を紡ぎ終わったことに気が付いた

何もかも話せば
君はきっと私から離れて行くだろう。
二度と私の手をとってはくれまいと
――わたしはそれが怖かった。

怖くて、捕えて、檻に入れ…



全てを無くすつもりだったのに

私は今、今までになく満たされていた


「陛下は
ひとりぼっちで、寒かったんですね――
でも
これからは、
私がずっとお傍にいますよ?」

「君が居てくれるというのなら
もう、寒くない」

強く彼女を抱きしめると、
彼女はおずおずと私を抱き返す。


もう
話すことは
何もない

と思ったら

「――あ、でも。
もう私、妃でもバイトでもなかったんでしたっけ!
お邪魔なら――」

と云うなり、彼女はスクッと立ち上がった。


ちょっと待った。
話し、聞いてなかったの――!?


(Fine)




凍り付いた心を
暖かい涙が溶かす
というイメージで書きはじめたのに
最後に夕鈴さんが、やらかしてしまいました。





<近況>

最近あまり書けなくてすみません。

半年以上前から、忙しいとは想定し覚悟もしていましたが
想像以上に忙しくて驚いています(笑


小説を書きためるファイルをみたら、2014年12月で止まっていました。
すみません、1か月以上空けたのは初めてかもしれません…。

水面下では、プチオンリー公式アンソロさんの原稿や、織座舎のパラレルアンソロジーや、単行本の加筆修正等も書いたりしていたので、全く書いていなかったわけではないのですけれども、それにしても酷い惨状です。

(話ついでに)ご報告です
パラレルアンソロジー、とらさんで予約が始まりました。
執筆陣17名、陛下×夕鈴のパラレルストーリー満載。いろんなシチュでお楽しみください^^
(手前味噌で恐縮ですが)まさかの夢のような企画が実現しちゃったものですから、スゴイ方がご寄稿下さって、ものすっごいですます。お気が向いたらお立ち寄りください。

実のところ、アンソロはすごい方々のお話し拝見するのに夢中で
自分の原稿は、というと…久しぶりに難産でした。(爆

公式アンソロさんの原稿はするする~っと普段通り出てきたのに
現パラのほうは2か月かかりで、珍しくかなり書きなおしました(たぶん半分以上はデュラックの海に消えました)。

当初、全く想定していなかった設定がすごい伏線になって「なるほど、そうきたか」と。期間をかけると面白く発酵するものですね~(笑)
冷静になって考えると、ギャグ路線はけっこう何度高いかもしれません。

甘いお話しを書きたいけれど
もうちょっと生活と両立するまで封印?

ではどうか皆様お元気でお過ごしくださいませ

*

パラレルアンソロ

続きを読む

[日記]萌えばしり中

ご無沙汰しております。

死に体のブログに
それでもひそかに毎日通って下さる方がいらして
本当にありがとうございます


報告したいことも山のようにあります

今日これから
ひとつ大ヤマを迎えるところなんですが
明日も朝からお仕事で遠くなんですが
こんなことやってちゃだめなんですが

本誌の前売りを手に入れまして。

狼陛下の花嫁(第67話)のとこだけ
コソリと、影で読んで

ぐあー
萌えまくってはしりまわって
うががががああああああ~~~っ!



叫びたい気持ちで
久しぶりに日記には書いてしまった。

お仕事中なんですけどねー
お目こぼし下さい。


ではでは。

2015年もよろしくお願い申し上げます

いまさらですが――2015年もよろしくお願い申し上げます。

更新が間遠にもかかわらず、
覗いてくださる篤志家のみなさまに
心より御礼申し上げます。

今年度はことのほかいろいろ重なりまして
こんな状態で年度末までいってしまいそうで
本当に申し訳ありません。

今年の抱負――?
厳しい現状のなかではありますが、ささやかな活動ができたらな、です。

1月も2月も3月も一杯いっぱいですが
夢は――春。

2015年3月15日HARU COMIC CITY20
東京ビッグサイトの「狼陛下の花嫁プチオンリー」のお祭り。

当初、日程的に被っていて参加できないと思われていましたが
状況が動きました。

当日、上京できるよう、今はただ祈るのみ。

黄昏博物館さんと織座舎の合同サークルか
現パラWORLDのスペースあたりで
皆々様方ともお会いで来たら嬉しいなぁと思います。


プチオンリーの開催にあわせ
現代パラレルのアンソロジー企画「現パラWORLD」

(もともと予定していた通り、亀の歩みでございますし
まだ編集段階なのであまり大っぴらにもできませんが)
予定通り順調にすすんでおります。
ご安心下さい。

(だからブログ放置なんだ、と納得された方。…聡い)

私の憧れる素敵な方々を口説いたわけなのですが
…すごいメンバーがご寄稿くださっております
もう――本当に。幸せすぎる…とだけ。こそっと前振り。

とらさんにもいずれ、と思っております。

何もかもスローロリス並みの進行でほんと申し訳ありません。
分かりましたら、またきちんとご報告申し上げます。


自分のパートでは
書き下ろしの小説に、白黒挿絵も描いてみようかなーと
コミックスタジオ、起動。

久しぶりすぎていきなりアップデート。

準備だけで結構時間がかかりました(笑

タイミングを逸するとまあ、ざっと2日くらい、それで終わりです←

(じゃばさんも、ちょくちょくアップデートありますね。
使いたいときに重なると、マジ焦りまくるですね)


さあて。ようやく起動しましたよ。

現パラ。
ゆーりんさんの描き方って?
…忘れちゃった(笑

書くたびに、女の子の顔が変わる私。
だめだめ>_<;

今回のゆーりん。

現パラアンソロの挿絵(部分)

そして
ブツ切れの時間で取り組むものだから
仕上がるまで何日もかかるんですよ…。
非効率この上なし。

たった2枚の挿絵に、いったいどれだけ日数かかっているやら――。
少なくとも、足かけ2年 (←年をまたいだから)

でも楽しかった。

もっとどっぷり、お絵かきしていたい…。
あ、文字の方も、書きたいです。

書いてる途中のがあったような…?(都合の良い痴呆症状)

本も読みたい。
あちこちサイトもめぐりたい。
――何より、寝たい。

(そんな時間が欲しい。体が足りない)

---

あと同じく3月のプチ合わせで
「秘密の花苑」~「刺青の男」の総集編を出せたらいいな…と
考えては いるのですがね

――子どもの宿題といっしょで、
やろうと思ってはいても、なかなか思う様には捗らないものです。

…こちらはもう、またほんとに。

個人的なものになればなるほど、後回しなものですから
ホントニ出せるかどうか未確定なんです

ここに書くことによって退路を断つというか?
(――書いてもたいした妨げにはならないかも)


オリキャラが出てくるお話しなので
部数それほど刷らないかもしれませんが
枯れ木も山のにぎわいで、
お祭りを盛り上げられたらなぁ…と思ってます。

---

松の内。
昔は15日頃までだったのが
今は七草粥の7日頃までに短縮されてる地域も多いとか。

松の内といえば
門松やしめ飾りをいつまで飾るか――?

「うちは和風リースだから、一年中よぉ」…なんてモダンな方もいらっしゃいますよね。
最近のしめ飾りは可愛いから、
さっさと片付けちゃうのが惜しいかもしれません^^

さて。
ズボラな私ですが、昨日はちゃんと七草粥、作って食べましたよー。

どうか皆様も
ご健康でありますように。


*

SS ヤドリギの下でキスしよう

メリークリスマス!

ぽろりと一本、クリスマス向けの短編
(一発書きですがお許しください)


みなさまが幸せでありますように――。

【バイト妃】【微糖】



* * * * * * * * * * * * * * * * *
Let’s kiss under the mistletoe.
~ヤドリギの下でキスしよう~
* * * * * * * * * * * * * * * * *

――その日が何の日かなど。
他国の宗教的な儀式や習慣など一切知らない夕鈴。

それは、寒い冬の日のことだった。


小さな花束を送られた。
「花、束?」
(――紅珠からの贈り物にしては、地味ね…)
夕鈴は内心そう思いながら、不思議そうにその花束を見つめた。

花束といっても、花ではない。
一尺ほどの分枝した緑の枝の節々から、つやつやとした革のような質感の黄色味をおびた丸っこい葉が対をなして生えている。枝先の一対の葉間にはチョコンと白っぽい液果が付いている。
数本の枝は、恐らく外国のものなのであろう、珍しい刺繍が施された錦の細帯で束ねられている。
珍しいといえば珍しいが、たいそう地味な枝で、
価値があるとしたら紅珠が「リボン」と呼んだこの錦の細帯くらいのものじゃないかしら、と夕鈴は値踏みした。

「これを、ぜひ後宮のお妃様のお部屋の入口に吊るしてくださいませ!」
「…吊るす?」
「はい、ここに、このように!」
こまごまと設置方法を説明したあげく、満足そうに紅珠はひとつため息をつき、微笑んだ。
そして、その細く美しい指を絡ませながら嬉しそうに妃の耳に愛らしい唇を寄せた。
「…お妃様がお幸せでありますように――私、心から願っております」

「――はっ?」
夕鈴は慣れたとはいえ、王宮の風習を全て網羅しているわけでもなく、彼女が何かいわくありげに言うのなら、大切な儀式か何かの一種なのだろうと想像はできたが、正直何が何やら分からない。夕鈴はあいまいな微笑みを浮かべながら「…ありがとう」と一言、つとめて鷹揚に答えた。

* * *

現国王、すなわち狼王は、幼いころからその命を狙われて育った。そのため父王は、幼少の彼とその母を辺境の地へやった。
地方にありながら、人より抜きんでた知識を得るためには、貪欲に様々な文化様式に興味を持ち多くの人と接触を持つほかない。他国の言葉を身に着け、最先端の知識を得る。…生き残り新しい戦術を知ることが主な目的だったが、なにはともあれ狼王は博学な人物だった。
その日後宮に渡ると、後宮の入口に吊るされた見慣れぬそれを見るて、狼王は一目でそれが何を意味するか見破った。

「これは?」

「紅珠から送られた飾りものです。…なんでも、幸せになれるのだそうです」
「…幸せ?」

(――王宮の中にいては、幸せになれるものもなれまい)
そんな思いが胸をよぎり、狼王はその表情に暗い影を落とした。

「…といっても、私は幸せ、ですから。こんなもの必要ないんですけどね」
彼女はくったくなく笑った。

「夕鈴――君、本当に、幸せ?」
狼王は彼女を引き寄せ、つぶやいた。

「え?――」
王の真剣な表情に、ふと夕鈴は真顔に戻る。

陛下のことが好きでたまらないのに
それを言えないのは悲しい。

陛下はいつか本当のお嫁さんを迎えなきゃいけなくて
――それは、たぶん。そう遠くない未来。

偽物の私は、
いつかここを出ていかなければならない。

私はいつまでここに居られるんだろう。

「…幸せ、ですよ?」
夕鈴はギュッと王の袖を握り締めた。

「ほんとうに?」
王は静かに彼女を見下ろした。
長い前髪がハラリと目にかかり、彼の表情を隠した。

彼女は、必死で自分で自分を勇気づけ元気を装う。

「側にいられなくても。
私はいつも陛下の味方ですから――」

いい切ったものの、切なくて。
夕鈴の瞳には涙がにじんだ

思わず心が動き、
王は彼女を抱きしめると
その頬を両手で掬い上げるようにはさみ、唇を重ねた。

二人の唇が離れると、ふるふると彼女は震えて固まっていた。

あまりのことに言葉も出ない彼女。

(――しまった!!)
何か言い訳をしなければ、と
黎翔は真面目な顔で話はじめた。

「今日は、西の国では特別な日らしい。
西の国の風習で、ヤドリギの下で、今日口づけをかわした男女は
結ばれて、幸せになるというのがあって――」

そこで言葉を区切って、彼女の反応をもう一度見る。

(…結ばれる?)

自分の口から出た言葉が自分自身の脳に届いてはじめて、
彼は急にオロオロしはじめた。

(しまった! うっかり口が滑っちゃったけど
――夕鈴が、それを望んでいなかったらっ…
どうしよう!?)

黎翔は、夕鈴の肩を押しのけるように、二人の距離を取った。
急によそよそしくなった彼の態度に、今度は夕鈴が目を丸くする。

「え?」

「…ぼ、ぼくは。そんな迷信、信じてないけどね」
うろたえた陛下は、うそぶくように平静を保とうと試み、逆にますます墓穴を深くした。

「へ!陛下っ!
へーかにとったら、気軽な冗談でしょうけど――
陛下は、ヘーカは…
女の人ならだれでもいいんですねっ?」

夕鈴の両目から大粒の涙があふれた。

「…ち、違っ!」
黎翔はあわてて否定するが…夕鈴はボロボロと泣き始め――彼の胸を叩いた。

「陛下の、女っタラシ~っ!」

ドンっと彼を突き飛ばした彼女を
あわてて腕を引き、つなぎとめる。

「――ゴメン、夕鈴!
君が僕を嫌ってるのに、
無理強いしたことは謝る――」

「嫌い?」
夕鈴はハタと動きを止めた。

「嫌いな男に、口づけされれば君だって怒るよね」

「…嫌いじゃ、ありません。」
黎翔は焦りながらも、彼女に嫌われていないことにホッとした。
だが、夕鈴はうつむいたままで表情が見えない。

黎翔は力なく手を離した。

突然こんなことをされれば、怒るだろう。

(どうしたら夕鈴に、許してもらえるのか)
…黎翔は必死で考え続けた。

「嫌いじゃ、ない? なら…よかった。
でもゴメン。
――じゃあ、仕事があるから、これで」

謝って、退散する。
お互い、頭を冷やす。
――それが一番いい。

うっかり先走った行動に出たことを盛大に反省しながら、黎翔はクルリと踵を返した。

「き、嫌いじゃ――」

彼女がぎゅとつかんだ黎翔の裾が、ツンと小さな抵抗を生んだ。

黎翔は立ち止まった。

「…す、好きです、大好きです!」

夕鈴は顔を真っ赤にして叫んだ。

「…え?」
黎翔は振り向く。

「ヘーカが大好きっ!
離れたくない――」









――ヤドリギの下をくぐる者は 争いをしてはならない。
愛に満ちた口づけを交わすのみ――

メリー、クリスマス!

(おしまい)
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おりざ

Author:おりざ
秘密の苑・刺青の男[織座舎]陛下の花園へようこそ。”狼陛下の花嫁”の二次創作作品を綴っています。足跡などお気軽に残していただければ嬉しいです。【新刊】秘密の苑・刺青の男パラレルアンソロジーパラレルアンソロジーとらさんで取扱。【お詫び】拍手コメ御礼お休み中です。本当に申し訳ありません。お返事ご希望分はコメント欄へm(_ _)m

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≪以下あらかじめご了承のうえ、本サイトをお楽しみください。≫

・原作者様ならびに出版社様とは一切関係ございません。
・此のブログは日々の日記並びに二次創作作品の倉庫、管理人本人の自由な自己表現の場です。
・この作品はフィクションです。実在の人物、団体、事件、史実などにはいっさい関係ありません。また原作と異なる設定など、表現、その他多数捏造あります。

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